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◆腸管出血性大腸菌感染症(O157)

1982年にアメリカでハンバーガーの肉を感染源とした集団下痢症の発生により初めて確認された腸管出血性大腸菌はO157(Escherichia coli O157:H7)と呼ばれ、日本では1990年に埼玉県内の幼稚園で集団発生が初めて確認されました。1996年5月には岡山県で大規模な集団食中毒が発生しました。

O157は、家畜や健常人に常在する大腸菌とは異なり、出血性の下痢などの症状を引き起こします。

 

<特徴>

感染力が強く、 潜伏期間が他の食中毒に比べて長い(通常の細菌性食中毒の潜伏期間が数時間から3日程度であるのに対して、O157は4日から8日)、猛毒を出し、細胞のタンパク質合成を阻害し、細胞を破壊します。

 

<症状>

初期症状は腹痛や水様性の下痢で、症状が出てから1〜2日あたりから便に鮮血が混入し、下痢は1日に4〜5回以上あり数日持続します。

吐き気、嘔吐、発熱などを伴う場合もありますが、高熱となることは少なく、普通は、発症後4〜8日で薬を飲まなくても自然に治りますが、下痢がひどいときは入院して輸液などを行います。

腸管出血性大腸菌感染症のなかでもO157による感染は、ほかの腸管出血性大腸菌に比べて一般的に症状が重く、乳幼児、小児や高齢者が発症すると溶血性尿毒症症候群などの合併症を起こすことがあります。

 

<感染経路>

菌に汚染された飲食物を摂取するか、患者の糞便で汚染されたものを口にすることが原因となります。

 

◆ノロウイルス

1986年に米国のオハイオ州ノーウォークという町の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者のふん便からウイルスが検出され、発見された土地の名前を冠してノーウォークウイルスと呼ばれました。

日本では2006年以降毎年冬季に流行する傾向があり、平成21年の食中毒発生状況によると、ノロウイルスによる食中毒は事件数では総事件数1048件のうち288件(27.5%)、患者数では総患者数20,249名のうち10,874名(53.7%)となっています。病因物質別にみると、患者数では第1位となっています。

 

<特徴>

感染性胃腸炎は、例年11月上旬から増加し、12月をピークに一旦減少しますが、1〜3月に再び増加し、その後徐々に減少していきます。12月のピークはノロウイルス、春のピークはロタウイルスが胃腸炎の主な原因になっています。

ノロウイルスは冬の胃腸炎の主な原因で、嘔吐や下痢を引き起こします。

食中毒のように、このウイルスに汚染された水や食品を口することで感染しますが、風邪のように人から人へも感染します。感染しても症状が現れないことがありますので、家族に胃腸炎症状がある時は要注意です。

排便後や調理前は、せっけんと流水でしっかりと手を洗いましょう!

 

<症状>

潜伏期間(感染から発症までの時間)は24〜48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。う羽状、これら症状が1〜2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

 

<感染経路>

このウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。

  1. 患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便や嘔吐物から人の手などを介して二次感染した場合
  2. 家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多い所でヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合
  3. 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
  4. 汚染された二枚貝を、生あるいは十分に過熱調理しないで食べた場合
  5. ノロウイウスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で接種した場合

 

特に食中毒では3.のように食品取扱者を介してウイルスに汚染された食品を原因とする事例が、近年増加傾向にあります。

また、ノロウイルスは3.4.5.のように食品や水を介したウイルス性食中毒の原因になるばかりではなく、1.2.のようにウイルス性急性胃腸炎(感染症)の原因にもなります。この多彩な感染経路がノロウイルスの制御を困難なものにしています。

 

◆インフルエンザ

インフルエンザはインフルエンザウイルスが原因で発症する感染症で、急な発熱、全身の倦怠感、関節の痛みなどの症状が特徴です。

ライノウイルス・アデノウイルスなど複数の病原体による鼻やのどなどに起こるさまざまな症状「風邪」とは異なります。

 

<新型インフルエンザ>

「トリからトリ」や「トリから豚」の間だけで感染していたインフルエンザウイルスが「ヒト」に感染し、「ヒトからヒト」に感染できるように変異したインフルエンザウイルスによって引き起こされるのが「新型インフルエンザ」です。

新型インフルエンザは、発生当初多くの人が免疫を持っていないため、十年〜数十年に一度世界的大流行「パンデミック」を引き起こしてきました。

 

<季節性インフルエンザ>

新型インフルエンザは流行を繰り返すうちに大半の人に免疫ができ、流行の規模が小さく、感染した際の症状も比較的軽くなっていき、「香港型」や「ソ連型」などの名称がついたものを「季節性インフルエンザ」といいます。

 

<かからない工夫とうつさない配慮>

インフルエンザの最も有効な予防策は「感染者に近づかないこと]です。

  • 感染者から2メートル以上離れれば、感染のリスクはほとんどありません。
  • 新型インフルエンザが流行している時は、特に次のことが推奨されます。
    不要不急の外出や人ごみは避ける。
    時差出勤や時差通学をする。
  • 感染してしまった方は咳エチケットを実行しましょう
    不織布製のマスクが望ましいでしょう。
    マスクを持っていないときは、ティッシュなどを使いましょう。
    ※ただしマスクをしているからといって過信してはいけません。
  • ワクチン接種をして、重症化を防ぎましょう
    2010〜2011年のインフルエンザワクチンは、季節性と新型(A/H1N1)に有効な混合ワクチン(三価ワクチン)です。
    ワクチン接種の回数は、小学生以下が2回、中高生以上は1回になります。65歳以上の方は、予防接種法により定時接種の対象です。
    高齢者の方は、「肺炎球菌ワクチン」の接種を受けましょう。
  • こまめに手を洗う習慣をつけましょう
    せっけんと流水による手洗いで、手に付着したウイルスを洗い流すことができます。

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