水質
水道の水質
水質検査
水道事業では、水道法第20条及び、同法施行規則第15条の規定に基づき、安全な水道水が供給できるよう水質検査を策定し、水質検査を実施しています。
どこで、どんな検査を実施するのか、内容は次の水質検査計画書をご覧下さい。
令和7年度飯島町上水道水質検査計画 (PDFファイル: 432.4KB)
令和5年度水質検査結果一覧 (PDFファイル: 70.2KB)
令和6年度水質検査結果一覧 (PDFファイル: 69.0KB)
水道水の有機フッ素化合物PFAS(PFOS・PFOA)は、令和2年3月30日付の厚生労働省の通知により、水質管理目標設定項目(※1)に位置付けられています。また、暫定的な目標値(※2)はPFOS・PFOAの合計値で1リットル当たり50ナノグラム以下(50ng/L)(※3)です。
これに基づき、当町でも令和6年8月28日に与田切川、南ヶ沢支流(日曽利)、山の田地下水(日曽利)の水源3ヶ所で当該物質の検査を実施しており、すべての水源において暫定目標値である50ng/Lを下回っています。
今後も水源、水道水の水質検査を行い、町民の皆さんのへ安心安全な水道水の供給に努めて行きます。
(※1)評価値が暫定である場合や検出レベルは高くないものの水質管理上留意すべき項目等。
(※2)ヒトが生涯毎日2リットルを飲用しても問題ないとされる値。
(※3)1ng/Lは、水1リットル当たり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。
おいしい水の指標
おいしい水の指標について、厚生省(現在は厚生労働省)では水道によるおいしい水の供給を誘導し、おいしい水を飲むための条件を検討するとともに、おいしい水の水質要件等の目安を作成することを目的として昭和59年6月に「おいしい水研究会」を発足させました。
この「おいしい水研究会」では昭和60年4月に「水道水のおいしい都市」として全国10万人以上の都市198市の中から22道県32市を発表しました。
長野県では松本市が水道水のおいしい都市として選ばれました。
一般的においしい水とは、「ミネラル、硬度、炭酸ガス、酸素を適度に備えた冷たい水」であると言われていますが、昭和60年4月に「おいしい水研究会」が示したおいしい水の要件には、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、炭酸ガスなどを適度に含み、有機物や臭気は極めて少ないことが挙げられました。
飯島町では、このおいしい水の指標について年4回検査を実施しています。
直近の指標は次のとおりです。
項目 | 数値 | 基準 | ||
---|---|---|---|---|
におい | 残留塩素 |
0.48mg/L |
0.4mg/L以下 | ほとんどの人が塩素の臭いを感じない濃度 |
臭気強度 | 1度 | 3度以下 | 普通の人が臭気を感じない水準 | |
味 | 硬度(カルシウム・マグネシウム等) | 16mg/L | 10~100mg/L | 味を美味しくする要素(適度に含まれることが必要) |
遊離炭酸 |
5.4mg/L |
3~30mg/L | 味を美味しくする要素(さわやかな味) | |
蒸発残留物 | 35mg/L | 30~200mg/L | 味を美味しくする要素(多いと苦みになる) | |
過マンガン酸カリウム消費量 | 0.2mg/L | 3mg/L以下 | 有機物の多い水は渋みがでる | |
水温(最高) | 7.0℃ | 20℃以下 | 体温に比べ20~30℃の低いときが最もおいしく感じる |
下水道放流水の水質
この記事に関するお問い合わせ先
飯島町 建設水道課 水道係
〒399-3797 長野県上伊那郡飯島町飯島2537番地
電話番号:0265-86-3111(代)
ファクシミリ:0265-86-2051
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更新日:2025年02月26日