飯島町の特別栽培米「越百黄金」

更新日:2024年11月08日

越百黄金パッケージ

飯島町では、営農センターを中心に「米を売る力のある産地づくり」と「地産地消」に取り組んでいます。

「越百黄金(こすもこがね)」は、町内の農家有志で構成される環境共生栽培普及会の皆さんが、「いいちゃん35」という肥料を使用し、作業の省力化を図り、長野県の基準よりも農薬・化学肥料の使用を半分以下に抑えて栽培している、安全・安心なお米です。

飯島町内小中学校の学校給食米としての提供や生協への販売を行っています。

町内の道の駅、直売所等でも購入することができます。

稲穂の写真
升に入った越百黄金

越百黄金の概要

品種

コシヒカリ

特徴

長野県栽培基準(12成分)から農薬、化学肥料を50%以上削減(6成分以下)して栽培

  • 農林水産省「みえるらべる」取得(登録番号:2024-1013-0440)
  • 「信州の環境にやさしい農産物認証制度」認証
  • 「長野県原産地呼称管理制度」認定

「みえるらべる」とは

2024年6月に、農林水産省がみどりの食料システム戦略の一環として、農産物の生産における温室効果ガス削減・生物多様性保全の取り組みを、一目でわかるラベルによって「見える化」し、直接その価値を伝えようとする試みです。

実際にスーパーの売り場などで私たちが手に取る農産物に、ラベルとして貼られることになる【みえるらべる】。三段階の星の数でわかりやすいデザインになっています。

越百黄金は、農薬・化学肥料を50%以上削減した栽培方法や、生物多様性の保全に配慮した取り組みが評価され、温室効果ガス削減は最高評価の三ツ星、生物多様性保全は二ツ星を獲得しました。

今後販売されていく越百黄金には、順次みえるらべるが貼られていきます。

「信州の環境にやさしい農産物認証制度」とは

長野県では、環境と調和し自然と共生する持続性の高い農業を一層推進するため、平成21年産農産物から知事認証の「信州の環境にやさしい農産物認証制度」に取り組んでいます。

地域の一般的な栽培方法と比較して、化学肥料及び化学合成農薬を50%以上(一部30%以上)削減した方法で生産された農産物を認証する制度です。認証された農産物には、県の認証番号が入った認証票(シンボルマーク)を付けることができます。

(長野県ホームページより)

「長野県原産地呼称管理制度」とは

長野県原産地呼称管理制度認定マーク

より高い品質の農産物及び農産物加工品を提供していくことで、生産情報を消費者へ開示し、消費者の信頼を得ながら地域の振興を図ることを目的に、長野県が平成14年度に創設しました。

この制度では、農産物の原料や栽培方法、味覚などによる区別化を行い、「長野県で生産されたもの」を自信と責任をもって消費者にアピールし、長野県産農産物のブランド化を目指しています。

「越百黄金」が認定された米の部門は、農薬と化学肥料の使用を厳しく制限して栽培され、さらに米の食味の専門家による味覚審査に合格する必要があります。

越百黄金の主な販売先

越百黄金は飯島町内道の駅や直売所等で購入することができます。

この記事に関するお問い合わせ先

飯島町 産業振興課 農政係

〒399-3797 長野県上伊那郡飯島町飯島2537番地
電話番号:0265-86-3111(代)
ファクシミリ:0265-86-6781
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