町長コラム(広報紙2月号掲載分)

更新日:2024年02月20日

唐澤隆町長コラム「つなぐ」のトップ画像

広報いいじま未来飛行に掲載している、唐澤隆町長コラム「つなぐ」をご紹介します。
いいちゃんと町長の対談形式でのコラムです。

「梅」のおはなし

いいちゃん

飯島陣屋の梅の花が咲いていますね!

町長

飯島陣屋の入口に紅白の梅があり、向かって左側が紅い梅、右側が白い梅となっています。その紅梅の花が、1月下旬頃から咲き始めました。2月に入って雪が降り、紅い梅とのグラデーションが、とてもきれいでしたね。白梅が咲くのは3月の中下旬の頃になり、咲く時期が異なります。

いいちゃん

どうして梅の花が植えられたのですか?

町長

紅白で縁起が良いということもありますが、飯島陣屋は駿府の紺屋町陣屋の出張陣屋であったため、代官が行ったり来たりしていました。文化8年、代官の小野田三郎右衛門が、飯島陣屋から駿府の紺屋町陣屋へ帰るときの古文書が残っていて、その行列を再現することで平成5年に代官行列を楽しむ会ができました。 

平成8年には、静岡市の静岡まつりに出演したこともあり、私も市内を代官行列で練り歩きました。その時の小野田三郎右衛門の家紋が、尻合わせ三つ梅家紋といい、梅が三つ合わさった家紋です。梅にちなんでいるので梅を植えたのではないかと言われています。

昔からのことわざで、「梅干しはその日の難逃れ」と町誌に出てきます。朝に梅干しを食べると、その日の一日の悪いできことがなく、病気がなく過ごせるという意味です。梅はクエン酸があり、身体に非常に良いので、毎朝梅干しを食べるといいかもしれませんね。夏場は夏バテの疲労回復効果に良いですね。ちなみに難が去るということで7月30日は梅干しの日だそうですよ。

いいちゃん

明日から早速梅干しを食べてみます!

飯島陣屋と梅の花

(写真は昨年の飯島陣屋と梅の写真)

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