町民憲章、宣言

更新日:2024年02月29日

町民憲章

西に中央アルプスの雄峰南駒ケ岳 東に南アルプスの連山を仰ぎ 数ある清流の恵みを受け美しい自然にはぐくまれたわたくしたちの飯島町は 古くは江戸幕府直轄の飯島陣屋また伊那県庁が置かれるなど由緒ある歴史と開拓に励む伝統を刻みながら発展を重ねてきました わたくしたちは いま このまちの住民であることに誇りと自覚をもち 更に未来に向けて対話の気風を尊重しながら 希望にみちた魅力ある飯島のまちをめざしてここに町民憲章を定めます

一、水とみどりに恵まれた自然を生かしてさわやかで 美しいまちをつくりましょう

一、調和のとれた産業を伸ばして活力にみちた ゆたかなまちをつくりましょう

一、教育を重んじ 子どもをすこやかに育ててたくましく あかるいまちをつくりましょう

一、スポーツや学芸に親しみをもって健康で 文化の香り高いまちをつくりましょう

一、思いやりの輪をひろげ ふれあいを深めて心やすらぐ 平和なまちをつくりましょう

昭和61年7月1日制定

宣言

    

宣言一覧
飲酒運転撲滅宣言の町 総務課危機管理係
青色申告と期限内納税を推進する町 住民税務課税務係、収納対策室
夜光反射材、シートベルト着用宣言 総務課危機管理係室
人権尊重の町 住民税務課住民係
農産物自給向上宣言の町 産業振興課農政係
環境宣言の町 住民税務課生活環境係
ゆとり宣言の町 総務課庶務係
暴力行為、暴走行為追放の町 総務課危機管理係
自主申告と振替納税を推進する町 住民税務課税務係、収納対策室
非核・平和宣言の町 総務課危機管理係
公明選挙の町 総務課庶務係

飲酒運転撲滅宣言の町

飲酒運転による悲惨な交通事故が多発し、多くの尊い命が失われていることは、大きな衝撃と深い悲しみをもたらし、飲酒運転の怖さをあらためて痛感するものである。
交通事故をなくし、「安全で安心して暮らせるまちづくり」は、町民すべての願いである。
私たちは、飲酒運転の悪質さを深く認識し、運転する人はもとより家庭や職場さらには地域が一体となって、「飲酒運転は絶対にしない・させない」という強い意識をもち、相互に認識し合い、このような悪習をなくした地域社会を実現しなければなりません。
飯島町議会は、ここに、交通安全意識の更なる高揚と飲酒運転撲滅の徹底をすることを宣言し決議する。

平成18年12月8日
飯島町議会

青色申告と期限内納税を推進する町

本町は、昭和60年3月「自主申告と振替納税を推進する町」の宣言を行い、納税意識の向上と振替納税による期限内納税の推進を図ってきたところである。
しかし、長引く不況のなかで納税環境が厳しい状況となっており、町税の確保・社会的公正の確保が重要なときを迎えていることから、納税意識の高揚を図ることが重要な課題である。
いまこそ、飯島町民は、自主申告納税制度に基づく青色申告納税制度の普及をはかり、かつ、期限内納税による正しい納税意識を身に付けなければならない。
よって、本町は、明るく住みやすい地域づくりを推進するため、ここに「青色申告と期限内納税を推進する町」の宣言をする。

平成12年7月5日
飯島町議会

夜光反射材・シートベルト着用宣言

交通事故のない安心して生活できる地域社会の実現は、飯島町民の願いです。人命尊重の理念にたって常に交通安全思想を高め、交通秩序を確立して住み良い地域社会を築かなければなりません。
しかし、痛ましい交通事故による犠牲者は増加するばかりです。特に夜間における反射材非着用の歩行者やシートベルト非着用者の死亡事故が多発しております。
私たち飯島町民は、安全で快適な生活を達成するため、「交通安全条例」を制定し交通事故の撲滅を目指しております。さらに交通安全運動を推進し交通事故から命を守り明るい社会を実現するため、ここに「夜光反射材・シートベルト着用」を宣言します。

平成11年9月22日
飯島町議会

人権尊重の町

水とみどりに恵まれたすばらしい自然の中で暮らす私たち飯島町民は、だれもが人間として尊ばれ、信頼に満ちた豊かな人間関係のの中で、幸せに暮らしたいと願っています。
このために町では、町民憲章に「思いやりの輪をひろげ ふれあいを深めて心やすらぐ 平和なまち」づくりを掲げ、すべての町民が差別をしない、させない、許さない人権感覚の育成につとめています。
しかし、今なお、社会全般には因習や偏見などにより、様々な人権侵害がなくならない状況にあり、平等かつ自由に生きる権利が阻害されている事実もあります。
私たちは、日本国憲法に保障されている基本的人権の理念を再確認し、いかなる人権侵害も許さない、平和な明るい地域社会を実現するため、ここに「人権尊重の町」を宣言します。

平成8年3月22日
飯島町議会

農産物自給向上宣言の町

今日、農業・農村は、水源のかん養、国土・環境の保全、地域伝統文化の保存継承、観光・レクリエーションの場の提供など、多面的機能に対する評価が高まる一方、担い手の高齢化、新規就農者の減少、農産物の輸入自由化要求の高まり等、取り巻く情勢は厳しさを増している。
また、世界的にも地球環境問題の深刻化や開発途上国の爆発的人口増加による食糧自給問題等の事態が生じている中、我が国の食糧自給率は先進国の中で異例に低い水準となっており、農業生産活動を通じた国土・環境保全機能の維持増進と食糧自給率の向上を図ることが重要となっている。
よって、本議会は、ここに「農産物自給向上宣言」を行い、農産物の輸入制限措置を堅持するとともに、農業の振興と農地の保全、担い手の育成など農業諸施策の一層の充実をはかり、安全な食糧を安定的に供給することを期するものである。

平成6年9月22日
飯島町議会

環境宣言の町

さわやかな大気、清らかな水、豊かな緑などの自然環境は、地球に生きるものの生存基盤であるのみならず、それらに調和をもたらすものである。
しかし、大気や水の汚染、緑の枯渇など自然環境の悪化は、今や地域から地球規模にまで拡大し、その生存基盤が危うくなりかねない事態を迎えている。
自然と人間のより調和のとれた環境をつくりあげていくには、自然がもたらす恵みと資源を守り育てるとともに、これまでの資源・エネルギー多消費社会を見直していく必要がある。
よって、本議会は、ここに「環境宣言」を行い、町民の理解と協力のもとに、世界の貴重な財産である森林・水源をはじめとする豊かな自然環境の保全と環境にやさしい社会の実現を期するものである。

平成4年9月28日
飯島町議会

ゆとり宣言の町

我が国が国際社会の中にあって、先進工業国として確固たる地位を確立した今日、国民すべてが豊かでゆとりある生活を享受できる社会の実現が極めて大切である。
そのため、政府においても労働時間を平成5年までに1,800時間の欧米諸国なみに短縮し、豊かな生活を実現することを目標としている。
県下においても知事の諮問機関である労働問題審議会で同趣旨の報告を承認している。
また、労働時間は、産業・企業の活性化や地域社会発展の観点からも重要となってきている。
したがって、労働時間の短縮は、文字通り国民あげて取り組まなければならない課題となっている。
よって本議会はここに「ゆとり宣言」を行い、中小企業等に対しきめ細かな配慮をしつつ、労働時間の短縮などを積極的に推進し、すべての国民がゆとりある豊かな生活を送ることのできる社会の実現を目指すものであり、ここに宣言する。

平成2年6月20日
飯島町議会

暴力行為、暴走行為追放の町

平和で明るく住みよい町づくりは、飯島町民挙っての願望である。
暴力行為や暴走行為は、法治国家における善良な住民に対する重大な挑戦であり、基本的人権と、平和な日常生活を脅かすものである。
我々は、これを排除するため、全町民をあげ、あらゆる組織と連携しあい、一切の暴力行為、暴走行為を追放することを、ここに宣言する。

昭和62年10月5日
飯島町議会

自主申告と振替納税を推進する町

地域社会の活力ある発展を図り、明るく健康な福祉社会を実現するためには、健全財政の確立、とりわけ安定的な租税収入の確保に努めなければならない。
納税者が自らすすんで正しい申告と納税を行う、現在の申告納税制度をもって、住民一人一人が豊かな社会づくりに参画することは、全町民の英知を結集し調和のとれた産業発展の町づくりの、まさに第一歩である。
飯島町は、従来からこの申告納税制度の精神に徹し、特に、滞納の未然防止と行政の合理化に資するため積極的に振替納税を推進し、町民の理解ある協力を得て県下でも優れた納税成績をあげるに至っている。
今後とも、正しい申告と口座振替の推進を図り、永年培われた納税道義を更に高揚し、明るく住みよい町づくりにまい進するため、ここに「自主申告と振替納税を推進する町」の宣言をする。

昭和60年3月5日
飯島町議会

非核・平和宣言の町

世界の恒久平和は、人類共通の願いである。 しかるに、今なお世界の各地で武力紛争や戦争が絶え間なく続いており、これらに用いられる兵器は、ますます強力化、高度化し核軍備の拡大が進み、人類が平和のうちに生存する条件を根本から脅かす段階に至っている。 わが国は、世界唯一の核被爆国として、また、平和憲法の精神からも核兵器の廃絶と軍備縮小の推進に積極的な役割を果たすべきである。 よって、本町は戦争のない明るい住みよい明日の世界を願い、ここに飯島町を「非核・平和宣言の町」とすることを宣言し議決する。

昭和59年12月14日
飯島町議会  

公明選挙の町

民主政治の基礎である選挙が公明かつ適正に行われることこそ民主政治の健全な発展の道である。しかるに最近における選挙界の腐敗は目に余るものがあり真に寒心に堪えない次第である。
このときに当たり、我々は選挙界から違反を追放し、公明選挙を確立することにより、民主政治の発展を図らなければならない。
よって、本町議会は町民のすべての希望と熱意を結集し、公明選挙町の実現を期するよう努力することを宣言する。

昭和37年12月17日
飯島町議会  

この記事に関するお問い合わせ先

飯島町 総務課 庶務係

〒399-3797 長野県上伊那郡飯島町飯島2537番地
電話番号:0265-86-3111(代)
ファクシミリ:0265-86-4395
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