飯島町第10期高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画

計画策定の背景と趣旨

少子高齢化をはじめとする社会情勢の変化に伴い、高齢者の介護を社会全体で考え、支え合うことを理念として平成12年（2000年）に創設された介護保険制度は、開始から20年以上が経過しました。国の高齢化率が17.3パーセントだった平成12年、すでに24パーセントを超えていた当町の高齢化率は、令和5年10月には37.9パーセントとなりました。

総人口が減少に転じる中、高齢者人口は今後も増加し、高齢化はさらに進行することが予想されます。また、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯、認知症高齢者の増加などにより、医療、介護、福祉サービスの需要がますます高まり、多様化することが予想されています。高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けていくために、「地域包括ケアシステム」を一層推進するとともに、多くの高齢者が自分に合った健康づくりに取り組み、生きがいや活躍の場を持ち、その活力を地域の中で活かしていけるような取り組みが重要です。

この計画は、これまでの計画の取組みを継承しつつ、高齢者の自立を支援し、「住み慣れた地域で暮らし続けることができるまち」を目指して施策を推進するため、その方向性と目標を示す計画として策定します。

計画の位置付け

 「高齢者福祉計画」は、老人福祉法第20条の8第1項の規定による「市町村老人福祉計画」として定めるものです。「介護保険事業計画」は、介護保険法第117条第1項の規定による「市町村介護保険事業計画」として定めるものです。この2つの計画を老人福祉法第20条の8第7項及び介護保険法第117条第7項の規定により一体のものとして作成しています。

計画の期間

 令和6年度から令和8年度まで（3か年計画）