熱中症を予防しましょう

更新日:2024年07月26日

熱中症とは

気温や湿度が高い場所に長時間いると、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまいます。その結果、体内の水分や塩分のバランスが崩れて起こるさまざまな症状のことを「熱中症」といいます。

特に注意すること

室内でも注意を

熱中症というと、日ざしのある屋外で発生するイメージですが、室内にいても発症する可能性があります。実際に約4割が自宅などの住居で熱中症になり救急搬送されています。室内での過ごし方にも気をつける必要があります。

熱中症になりやすい人

子どもや高齢者、障がいのある方は特に注意が必要です。

年齢別、注意の理由
子ども 汗をかく仕組みや体温調節機能が十分に発達していないため
高齢者 身体の感覚が鈍くなり、暑さやのどの渇きを感じにくくなっているため
(熱中症で救急搬送された人の約2人に1人が65歳以上の高齢者)
障がいの
ある方
自ら症状を訴えられない場合があるため

 

アラートが発表された日

特に熱中症の危険性が高いと予測されたときに発表されるのが「熱中症警戒アラート」(暑さ指数33以上)や「熱中症特別警戒アラート」(暑さ指数35以上)です。

いずれかのアラートが発表された場合、熱中症の危険性が高まっています。急用以外の外出を避ける、いつも以上にこまめな水分補給を心がけるなど対策しましょう。

熱中症かなと思ったら

熱中症の応急処置の手順は以下のとおりです。

ステップ1 意識を確認しましょう

意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。

意識がある場合は涼しい場所に避難し、衣服をゆるめて体を冷やし、水分補給しましょう。体を冷やすときは首やわきの下、足のつけ根などを氷や濡れタオル、保冷剤で冷やすと効果的です。

効果的な冷し方

ステップ2 水分を自力で補給できるか

自力で水分摂取ができない場合は医療機関を受診してください。

ステップ3 症状はよくなりましたか

症状が軽くなってきたと感じた後も水分補給を続け、十分な休息をとりましょう。症状がなかなか良くならない場合は医療機関を受診してください。

熱中症予防指数を活用しましょう

国から発表されている暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒アラートを確認し、予防行動をしましょう。

環境省「熱中症予防情報サイト」

熱中症予防のための情報・資料サイト

災害時の熱中症の危険性

災害時は普段と違う環境下で心身ともに疲労しています。暑い季節には熱中症予防にも注意が必要です。

災害時の熱中症予防

この記事に関するお問い合わせ先

飯島町 健康福祉課 保健医療係

〒399-3797 長野県上伊那郡飯島町飯島2537番地
電話番号:0265-86-3111(代)
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