高齢者の肺炎球菌予防接種

更新日:2024年01月24日

令和5年度、肺炎球菌ワクチンの経過措置対象者である65歳から5歳刻みの年齢の定期接種は令和6年3月末で終了です。

令和6年度からは、65歳の方と60歳以上65歳未満で障害を有する一部の方が高齢者肺炎球菌ワクチン定期接種の対象者となる予定です。

肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3%から5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

肺炎球菌ワクチンの定期接種

  平成26年10月より令和5年度までの経過措置として、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方(詳しくは、次の「令和5年度の接種対象者」をご確認ください)が対象者となっておりましたが、経過措置が終了となります。今年度対象の方で、接種を希望される方は令和6年3月31日までに接種してください。

ワクチン接種の効果

接種をすることで、肺炎の予防や肺炎にかかっても重症化しにくい効果があります。

接種対象者

次のいずれかに該当し、接種を希望する方。

(1)令和5年度対象者
65歳 昭和33年4月2日生から昭和34年4月1日生まで
70歳 昭和28年4月2日生から昭和29年4月1日生まで
75歳 昭和23年4月2日生から昭和24年4月1日生まで
80歳 昭和18年4月2日生から昭和19年4月1日生まで
85歳 昭和13年4月2日生から昭和14年4月1日生まで
90歳 昭和8年4月2日生から昭和9年4月1日生まで
95歳 昭和3年4月2日生から昭和4年4月1日生まで
100歳 大正12年4月2日生から大正13年4月1日生まで

(2)令和5年4月1日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓・腎臓・呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有し、身体障害者手帳1級の交付を受けている方

※接種対象の方には、町から封書で案内通知と予診票を送付しています。
(既に、高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用助成による接種を受けた方は定期接種対象外 のため、送付していません。)

接種対象外の方

  • 上記接種対象者(1)、(2)以外の年齢の方

  • 上記接種対象者のうち、成人用肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス®NP)を過去に、自費・公費問わず接種したことがある方

  • 過去に他市町村で公費の成人用肺炎球菌ワクチンを接種した方

接種方法

1回のみ(接種期間:令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)
この期間に接種できなかった場合、以降は任意接種扱い(全額自己負担)となりますので、接種を希望される方はこの期間内での接種をお勧めします。

持ち物

予診票(紫色)、健康保険証

自己負担額

5,000円

新型コロナウイルスワクチン接種をご希望される方へ

  • 肺炎球菌ワクチンと新型コロナワクチンは、同日に接種することは出来ません。
  • 新型コロナワクチン接種日前後13日間は、肺炎球菌ワクチン接種は出来ません。

参考

厚生労働省ホームページ「肺炎球菌感染症(高齢者)」(別ウインドウで外部サイトが開きます。)

この記事に関するお問い合わせ先

飯島町 健康福祉課 保健医療係

〒399-3797 長野県上伊那郡飯島町飯島2537番地
電話番号:0265-86-3111(代)
ファクシミリ:0265-86-2225​​​​​​​
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