ミヤマシジミの保全の研究などに関する連携協定の調印式

更新日:2024年05月16日

5月10日、東京大学農学生命科学研究科と長野県飯島町と上伊那農業協同組合との連携協定に関する協定書の調印式が飯島町役場で行われました。

この協定は、3者が相互に連携・協力し、町や周辺地域の農業の発展、ミヤマシジミの保全を主とした自然環境の保全、および大学における教育・研究の推進を目的に締結されました。

平成30年に最初の協定(3年間)を結び、令和3年に再度協定(3年間)を結びました。
今回は3度目の協定となり、期間は2年間となります。

ミヤマシジミ協定調印式の様子
ミヤマシジミ協定調印式で協定書をもつ3人

(写真左から)飯島町長唐澤隆、東京大学大学院宮下直教授、JA上伊那下島芳幸代表理事専務理事

この日は、6年間のミヤマシジミやソバの研究成果も発表されました。
草刈りの高さを変える検証やミヤマシジミの再導入の検証などさまざまな研究が飯島町で行われ、その成果が国際的な雑誌やウェブマガジン、農業専門紙へ掲載されるなどミヤマシジミやソバの研究を通じて飯島町の名前も国内外へ発信されました。

調印式で発表をするミヤマシジミ里の会事務局長の出戸さん

ミヤマシジミ里の会事務局長の出戸秀典さん

ミヤマシジミのオス

ミヤマシジミのオス

ミヤマシジミのメス

ミヤマシジミのメス

協定書には、ミヤマシジミの条例化と町のチョウの検討や保全区の設定を視野に入れた当面の保全、持続可能な保全区の管理の検討などが盛り込まれており、これまでの研究を生かして保全する仕組みの総仕上げを行い、自然と共生するまちづくりを進めていきます。

調印式の集合写真

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