風しんの届出数が増加しています
関東地方で風しんの届出数が増加しています
現在、例年と比較し、関東地方で風しんの届出数が大幅に増加しています。長野県内でも、感染者が確認されています。
多くの人の往来が見込まれることから、今後、全国的に感染が拡大する可能性があります。
抗体を持たないまたは低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害「先天性風しん症候群」が起こる危険性があります。
特に30代から50代の男性は注意が必要です
30代から50代の男性においては、風しんの抗体価が低い方が2割程度存在していることが分かっており、現在、風しんの届出の多くは30代から50代の男性が占めています。
次の1から3のいずれかに該当する方以外は、任意で風しんの予防接種を受けることについてご検討ください。
- 明らかに風しんにかかったことがある
- 風しんの予防接種を受けたことがある
- 風しんの対する抗体が陽性であると確認ができている
妊婦さんへの感染を防止するために
妊娠中は、風しんの予防接種が受けられないため、妊娠を考えている方もそのご家族も予防接種を受けることをご検討ください。
妊婦さんの夫、子ども及びその他の同居家族や特に妊娠を希望している方や妊娠する可能性の高い方のうち、次の1~3のいずれかに該当する方以外は、任意で風しんの予防接種を受けることについてご検討ください。
- 明らかに風しんにかかったことがある
- 風しんの予防接種を受けたことがある
- 風しんの対する抗体が陽性であると確認ができている
なお、飯島町では、妊娠を希望する女性やその家族を対象に成人風しん予防接種の費用補助を行っています。詳しくは、予防接種のページをご覧ください。
(注意)風しんの予防接種は、風しんと同時に麻しんも予防できる麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の接種をおすすめしています。
接種については、かかりつけ医、お近くの医療機関等へご相談ください。
定期予防接種の対象の方は、お知らせが届いたら忘れずに接種を受けるようにしましょう!
長野県が実施している風しん抗体検査については長野県ウェブサイトをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
飯島町 健康福祉課 保健医療係
〒399-3797 長野県上伊那郡飯島町飯島2537番地
電話番号:0265-86-3111(代)
ファクシミリ:0265-86-2225
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更新日:2021年11月04日